サンテミリオン・フルート教室について

コンセプト〜本格的にフルートを学んで来た経験から生まれた教室〜

サンテミリオン・フルート教室では、4才の小さなこどもさんから、趣味でフルートが吹けるようになりたいという大人の方まで、音楽大学・フランス留学、国際コンクール入賞と言った経歴の講師による、わかりやすく丁寧な指導をしています。

最初は、組み立て方も吹き方わからない、音が出るかもわからない、楽譜の読み方もわからない、というような初心者の方が、実際に人前で演奏をしていくようになる為に様々な取り組みを行なっています。

様々なレッスン

年齢や目的に合わせてレッスンを展開しています。

レッスンは、初心者からの個人レッスンと、中級者からはアンサンブルのレッスンもあります。

小さなこどもさんのレッスン ・4才〜小学校5年生

最近は、フルートを始める年齢もかなり低年齢化が進んでいて、サンテミリオン・フルート教室でも4才の幼児からレッスンを行っています。手の小さな子どもさんの場合、大人用のフルートでは手が届かない為、U字管フルートという頭部管がUの字に曲がって届きやすくなっているフルートを使用してのレッスンとなります。

小さい頃から始めることによって、より自然に楽器演奏を行う技術が習得できます。U字管フルートは、手の届きやすさ以外は大人用と同じですので、フルートの曲はポップスからクラシックまで、発表会で様々な曲を披露することが出来ます。

練習熱心な方の場合、小学生でもコンクール等に挑戦したりできます。
⭐️実績:万里の長城杯国際音楽コンクール小学生の部・第3位受賞(小学2年生Rちゃん)

小学5年生くらいになると、大人用フルートでも手が届くようになって、一般的なフルートに移行になります。

小学生・中学生・高校生・大学生のコース

小学校高学年になると、通常のフルートで始めることができます。「中学生になったら吹奏楽部に入りたいので、それまでにある程度吹けるようになっておきたい」という目標を持って小学5年生で始められる方や、クラブとは関係なく趣味でフルートが吹けるようになりたい等、様々な理由でレッスンに通われています。

レッスンの選曲も様々で、クラシック音楽の習得をベースにそれぞれの目的に合わせた個別の指導を行なっています。ポップスやアニメ音楽等から、本格的なクラシックまで幅広く対応しています。

プロを目指す方のコース

音楽でプロを目指すのは、なかなか大変な面もありますが、限りない可能性へ向けて是非挑戦したい方も募集しています。

⭐️実績:音楽高校・音楽大学進学、パリ留学、専門の学校には行かずに普通の大学からプロへ転向、一般に就職してからのプロ転向等

趣味のコース・全年齢対応

初心者コース

楽器が全く初めて、音楽未経験の方でも大丈夫です。楽器の組み立て方から、音の出し方等、基礎を中心に詳しく指導しています。

フルートを持っていない方は、購入が必要になりますが、その場合はフルートをどのように選ぶかについても説明を行っています。

  1. 初めてのフルート購入(信頼のおける楽器店にて、フルートの選定を致します)
  2. フルートの取扱、組み立て方、お手入れの仕方、普段の管理の注意点など説明致します。
  3. 初めての音出し!頭部管を使っての音の出し方を学びます。
  4. ある程度音を出すことが出来たら組み立て(正しい順番や注意点等の説明)、構え方の説明を行います。
  5. フルート本体を使っての音出し、指使いを順次覚えて行きます。
  6. 初心者用のエチュードを使って曲の練習を開始

初級の方のコース

フルートはすでに経験があって、しばらくやっていなかったけれどまた再開してみたい。自己流でやってきたので習ってみたいという方等。改めて基礎からのアプローチで美しい音作りを目指していきます。

✨組み立て方、構え方、呼吸法など、様々な事を再確認していきます。

✨3オクターブ全ての音を出せるようにしていきます。

中級の方のコース

初級と中級の違いは、習われる先生によっても様々な違いがあります。

サンテミリオン・フルート教室では、初級から中級へ移行していく段階で、変更ポイント定めてチェックしています。

テクニック面

例)✨組立方(ヘッドジョイントの位置、足部管の位置、基礎的な組み立て→実践的な組み立て方)

✨持ち方(初級用の持ち方から、実践用の持ち方・構え方に移行)

✨アンブシュア(リッププレートに下唇を当てるフルート優先→エッジと上唇の距離を優先する上唇優先へ)

✨アイスレバーの使用

✨低音から高音までの音域での様々な音の出し方(高い音を自然に柔く出したい・・など)

音楽面

楽譜を書いてある通り基礎的に読めるという段階から、さらに深く音楽を読取る事へ挑戦していきます。

自分では表情をつけて歌っているつもりなのに、表情がないと言われる・・棒吹きになる・・等、起こりうる様々な事についてその理由と対処法を説明していきます。

フルートアンサンブルのレッスン

フルートは、ある程度個人的に吹けるようになったら、人とのアンサンブルができるのも魅力の一つです。

しかし、実際には人とのアンサンブルは楽しい反面、なかなか上手く合わせられないというような悩みも併せ持ちます。

音楽大学や専門の学校でも、室内楽の授業がありますが、サンテミリオン・フルート教室でもアンサンブルに特化したレッスンを行なっています。

フルートの発表会を開催しています

発表会は、人前での実践の場です。日頃のレッスンで学んだ事を舞台で発表していきます。

始めたばかりの方から、ベテランの方まで様々な演奏が繰り広げられます。人前での発表はとても大切だと考えています。中には緊張するから苦手という方もおられますが、結構みんな緊張はします。しかし緊張しながらも、その時の各自の目標を達成していく事で得られる成果は大きなものがあります。

発表会は、年半、後半と年に2回開催しています。

教室名のサンテミリオンとは

サンテミリオン・ワイン

サンテミリオン Saint-Émilion とは、フランス・ボルドー地方にあるワインの産地の名前です。通常はワインについている名前のため音楽教室につける名前としては違和感があるかも知れません。

以前フルートでパリに留学中の時、指揮者の佐渡裕さんがボルドーのオーケストラの指揮者をされておられて、日本のフルートの先生方とパリに留学に来ていたメンバーと一緒に、ボルドーで佐渡裕さんを囲む会が催された事があります。その時パリから初めてボルドーに行く事になったのですが、その当時パリで習っていたフルートの先生がボルドーのオケにいた方で、「せっかくボルドーに行くんだったら、ワインはサンテミリオンがお勧め」と言われ、ワインの本場ボルドーで初めて買ったワインがサンテミリオンでした。

葡萄から、ゆっくりと時間をかけて熟成させていくワインと、音楽にもいい味わいを作っていきたいという想いをかけて、フルート教室の名前にしてみました。